散骨を希望する人達

並んだロウソク

 散骨をご存じでしょうか。散骨とは亡くなられた方の遺骨を海や山へ撒く方法のことで、日本で最も一般的なお墓や納骨堂へ納める方法とは全く異なるものです。現代は少子化や核家族化などが進み、お墓を代々継承したりお彼岸ごとにお参りに行くということが難しい時代になりました。残された遺族にかかる時間的・経済的負担を軽減したいという観点からも、たいへん注目を集めている方法です。  散骨をする場合には自分達で自由に行うことはできませんので、専門の会社へ依頼をする必要があります。この会社は現在全国にありますが、それぞれの会社ごとに海へ撒くのか、空から撒くのか、山へ撒くのかなどの違いがあるので注意が必要です。インターネットから「散骨」のあとに地域名や方法を入れて検索すると、詳細な情報を手にすることが可能です。

 海へ撒く海洋散骨の場合は、大きく分けて3つのタイプがあります。まず一つ目はチャーター海洋葬です。スタッフと遺族のみが乗船するので、最後のときをじっくりと静かに過ごすことができるだけでなく、演出や場所なども相談することができます。二つ目は何組かが一緒に乗り合わせる合同海洋葬で、見知らぬ方への配慮が必要にはなりますが、かかる費用を大きく抑えることが可能です。散骨の場所やタイミングなどについても充分な配慮がありますので、安心して故人を送ることができます。三つ目はお骨をスタッフに預けて依頼する委託海洋葬で、さまざまな事情によりどうしても乗船できないという場合にも、故人の希望を叶えることができる方法です。当然散骨の日時や場所などは知らせてもらえますし、様子を写真に残すサービスを行っている会社もあります。