家族葬のあれこれ

香典を持つ手

最近家族葬を考える人が増えてきていますが、家族葬とはどんなものかご存知でしょうか。家族葬とは、故人の家族だけで行われる、会葬者を一切呼ばない葬儀のことです。故人が高齢で友人・知人が少ないとか、義理や付き合いを避けて身内だけで故人を偲びたいとか、予算をかけないでこじんまりしたものにしたいなどの希望で行われます。一般の会葬者への心づかいが必要なく、葬儀社主導の形式的な葬儀ではなく、故人と家族のお別れを、最も大切にしたスタイルと見直されています。人数が5〜10人の規模で、費用は50〜60万円が目安です。近い親戚やごく親しい友人を含めた親族葬だと、80〜100万円、一般葬では150〜200万円といわれているので、規模が小さくなる分、費用は安くなります。

家族葬ではご近所、遠い親戚や仕事関係者など、義理で来る人の参列を断ることになるため、事前に通知をして家族葬であること、香典、弔電をお断りすることを、明確にしておかなければなりません。最初の段階で、意思をしっかり伝えておくことが大切です。ご近所では回覧板などで、周知するもの良い方法です。原則遺族側から、参列願いの案内があったときのみ参列します。訃報連絡に葬儀の案内が書いてあれば参列し、葬儀の案内がなかったり、参列辞退の記載があれば、参列は控えるようにします。香典に代わるものを贈りたいときは、お返しは辞退する旨をあらかじめ伝えて、贈答用の線香などをお渡しするのが良いでしょう。家族葬といえども葬儀であるので、服装もマナーも基本的には、一般的な葬儀と同じと考えましょう。